学生の皆さんへ

研究室見学・面談

随時対応可能です。興味のある学生のみなさんは、 ee.e titechnishiyama まで、メールください。人づての情報ではなく、実際に見ていただき感じてください。
[]の部分は@に変えて、メール送信のこと。

教員からのメッセージ

みなさんの周りを見渡してみると、光エレクトロニクス技術があふれています。インターネットやスマホなど、近年は無線でつながっていると思うかもしれませんが、無線はアンテナまでで、そこから先は光ファイバ通信です。最先端人工知能計算で使われるデータサーバの中もスーパーコンピュータの中も光通信でコンピュータ同士をつなげることで高速に計算されています。夜を明るくしてくれるLEDもそうですし、光ディスクもレーザが使われています。健康管理にも光センサが多く使われていますし、新たな車の自動運転技術のコアとなる光レーダー（通称LiDAR）もそうです。光エレクトロニクスや光通信が無いと、みなさんの生活は成り立たなくなっています。我々の研究室は、昔からこの技術発展を支え、多くの卒業生が企業の第一線でさらなる技術進化を担っています。研究室からも新たな技術が生まれ続けています。みなさんも研究室のメンバーとしてその一翼を担いませんか？

Q & A

• Q

  電気電子系で光の研究室はいくつかありますが、西山研の特長はなんですか？

  A

  一番の違いは、半導体レーザなどの光源や増幅器・受光器など、信号源そのものを作り出す光デバイスを結晶成長から作れることです。また、それらを利用した光導波路を含めた光集積回路技術も我々独自のものです。これらは、日本全体を見てもレアな技術なので、多くの企業との共同研究をしています。

• Q

  研究室の研究ポリシーはなんですか？

  A

  すべての半導体・材料を駆使して、光・電子・電波のシームレスな融合を実現したい。その夢の過程で社会にひとつでも多くのアウトプットを出したい。そのためには、アイディアだけでなく、きっちり素子を作り上げます。また、研究室だけでなくすべての研究者にとって理想の研究の場・機会を提供したいと考えています。だから研究室には企業からの研究者も多く所属しています。（守秘義務があるので、HP名簿には載っていませんが）

• Q

  研究室の教育ポリシーはなんですか？

  A

  研究室活動を通して、研究スキルだけでなく、社会人として活躍するノウハウを身につけてほしい。挨拶やメールの書き方でも、知らないとできないことです。そのあたりは丁寧に指導を行います。

• Q

  一週間の生活はどんな感じですか？

  A

  週に1回（今は木）、輪講および勉強会で研究室メンバー全員が集まります。それ以外は、各自や各研究グループの予定に沿って活動します。土日は基本的には休みです。

• Q

  一日の生活はどんな感じですか？コアタイムはありますか？

  A

  コアタイムはありませんが、昼食前に一活動はするように指導しています。それ以外は各々の進捗状況に応じて活動しています。研究が順調な限り夕方バイトをしている学生もいます。負のフィードバック（研究室に来ない→成果が出ない→ますます研究室に来たくなくなる）に入らないように、自分自身を高めるスキルを身に着けることも研究室生活では重要です。

• Q

  学会には行けますか？海外には行けますか？

  A

  はい。国内会議はもちろん、国際会議で海外で英語で発表する機会はほとんどの学生があります。もちろん研究室が費用を出します。海外や日本の地方では会議の合間に思い出に残る活動をしてくるように指導しています。また、海外留学経験のない日本人博士課程学生は必ず一度は数か月の海外留学を経験してもらっています。

• Q

  留学生はいますか？女子学生はいますか？

  A

  はい。色々な国から受け入れています。女子学生も近年は在籍しています。

• Q

  学部で光や半導体を勉強していませんが大学院は入れますか？

  A

  はい。そういう学生でも一から勉強できるような体制を取っていますので心配いりません。

• Q

  毎日来る必要がありますか？

  A

  土日や祝日は休みですが、それ以外の平日は毎日研究室に来ています。ただし、夜遅くまでや徹夜はするべきでないと指導しています。また、体調が悪かったり、私用がある場合も連絡（連絡がないと周りが困るので）をすれば、休むことは全く問題ありません。

• Q

  先輩は卒業したらどんなところに就職しますか？

  A

  メーカー、キャリアだけでなく全く異なる職種に行く先輩もいます。共同研究先も多いので、そのまま共同研究先に見初められて入社する学生もいます。

• Q

  博士に行くべきですか？

  A

  もし自分が研究開発の分野に行きたいのであれば、強く推奨します。博士号は世界へのパスポート、博士号を持つことで将来、世界中で就職が可能です。実際、我々の研究室出身の博士学生は、国内・世界の様々な場所で活躍しています。近年は国内メーカーでも積極的に博士学生を即戦力として採用しています。博士号取得者は、その知識だけではなく、プロジェクトを立ち上げ、自分でやり遂げるだけのスキルがあると認められた存在だからです。